昨日受講したケンブリッジの表題のセミナーの感想など書き残しておこうと思います。
ネタ本
セミナーの中でも紹介されていましたが、次の2冊の内容がギュギュっと詰まったものになっているようです。
「業務改革の教科書」は理論面を、「ファシリテーション型業務改革」は実践面を主に書いている本です。
前者は理論面とは言いつつ、かなり実践に即した内容が書かれている印象があり、肩ひじはらずにさらっと読める良書だと思います。
後者はまだ目を通したことはありませんが、実践的な内容ということで読んでみたくなりました。
感想
今回のセミナーは日中の2時間枠でしたが、いつもながら論理展開が無理なくすーっと入ってくる中身の濃い内容で、あっという間の2時間でした。
説明を聞きながら、マナビDXQの地域企業協働のことを思い出していました。
当時、業務改革したいニーズを伺っていながら、限られた時間でどういうご提案をすればよいのか悩みながらも無難にまとめざるを得なかった、心残りな経験があったからです。
けれども、今回のセミナーを聞いて、業務改革を実際に現場の人が腹落ちして進めるには、とても2ヶ月では無理だったんだな、という全体像がわかったのが収穫でした。
①ビジョンを作り、②現状はどうなっているかを分析し、③施策を洗い出して練り上げ、④「これでいこう」と意思決定までもっていく。
①~④までやるのに5か月ぐらいはかかるだろう、と。
そして、①~④それぞれのフェーズでどういうことに気をつけた方がよいのか、というポイントを今回のセミナーで教えてもらい、大変勉強になりました。
実際には2時間枠で語り切れない内容もあるようです。
ですが、その一端だけでも教えていただいたことで、同じような場面で路頭に迷わず、対応の方向軸を持てた、というのが大きな収穫だと思っています。
ケンブリッジさんのセミナーは難しい言葉は使わず、堅苦しくないので、とても気に入ってます。
来週も日中枠の時間ですが、興味のあるテーマなので、受講申し込みしました。
どんな学びが得られるのか、楽しみにしたいと思います。