立教大学の中原先生のX投稿を辿って、偶然知った安斎さんという方のVoicyで語られていた「探求型キャリアデザイン」の話。
「これ、まさに自分がいまやってることじゃん!」とめちゃくちゃ共感できたので、書き残しておこうと思います。
探求型キャリアデザインとは、自身のいまの関心事に基づいて物事を探究しながらキャリアを磨いていく、という考え方。
いまこのVUCAの時代に、3年後、5年後のなりたい姿を決めて、そこに向けてキャリアを形成していく、というキャリアデザインは難しくなってきている、というのが背景にあります。
システム開発に例えれば、要件がバシッと決まっていればウォーターフォール開発でもいいが、そうじゃなければアジャイル開発で変化に柔軟に対応する、ことと同じようなイメージだと思います。
自分の場合、50代になってからAWSに関心を持ち、資格試験をはじめ、コミュニティ活動やイベント参加、社内研修をやってきました。
また、本業が金融関連ということもあり、金融データに関心を持ち、データコンペに参加しながら機械学習について学びました。
その延長線で、DS検定、マナビDX Quest、G検定とチャレンジしてきました。
マナビDX Questで地域企業協働をする中で、業務変革に関する興味はもちろんのこと、DX推進には組織変革が欠かせない実態を目の当たりにし、組織開発にも関心が向いてきました。
こうしてふりかえってみると、ここ数年だけでも興味関心の置き所がずいぶんと変わってきた感もあります。
ですが、自分としては本業とは別に夢中になって没頭できる関心事があることで、毎日ワクワクしながら過ごすことができたと実感しています。
飽き性の自分がこのブログが850日以上も続けられているのも、好きなこと、楽しいことをやってる事実を残したい、と心底思えているからにほかなりません。
この先、自分の探究心がどこに向いていくかは全くわかりません。
ですが、この「探求型」のキャリアデザインというのは、自分にとって大変心地よく、フィットしている感があります。
この安斎さんのVoicyと出逢えたことで、自分のこれまでの学び方にお墨付きをいただけたような気もしています。
これからも日々のちょっとした学びを喜び、楽しみながら、積み上げていきたいと思います。