アジャイルを採用したソフトウェアプロジェクトの失敗率はその他の手法と比べて268%も高いことが判明
今日は朝からこの話題で盛り上がっていたので、書き残しておこうと思います。
ちなみに、私の所属する会社ではアジャイル開発が主流になっているのですが、私自身はバリバリのウォーターフォール開発の現場にいます。
上記の記事の中で、ウォーターフォール開発、アジャイル開発ともう1つ、聞きなれない(と言うか初めて聞いた)開発手法が登場しています。
それが、「Impact Engineering」。
どうやら書籍のタイトルにもなっているようで、「宣伝目的」の掴み記事ではないか説も囁かれています。
○○の手法を用いれば、成功確率が90%になる?
プロジェクトでその○○手法を扱うのも人間なわけですが、どのような人間でも同じように成果が出る手法なんて存在するのか、甚だ疑問を感じずにはいられません。
以下は、上記記事に違和感を感じられた方が考察されているものです。
社内のアジャイル開発実践者もこちらの考察を支持する声が多かったです。
ShinさんもVoicyで解説されていました。
アジャイル開発は「早くて雑になりがち」と主張。
ウォーターフォール開発だろうが、アジャイル開発だろうが、「課題から考える」こと、それを言語化して要件定義に落とし込むことが大事なわけです。
アジャイル開発だから、とその言語化をやらずに、チケットを消化することに夢中になっていると、一見うまくいってるように見えていても、ビルドトラップに陥ってしまう。
この言語化については、昨日書いたの「ゼロ秒思考」の本のトレーニングが活かせそうな気がしています。
ソフトウェア開発の世界に身を置いていますが、いま鍛えるべき能力はこの言語化ではないかと感じている今日この頃です。