この本、目から鱗の発見・気づきの連続でした。
いったいどんな人が書いているんだろう、本人の解説動画がないか調べてみたら、ありました!
多摩美での講演動画
冒頭から美大っぽい!イエローな会場、装いに「アート」を感じます。
講演中のワークショップについても、どういう意図で行ったものか解説を聞くと、知らず知らず先入観にはまっていた自分の思考に気づかされます。
中学生のときに、こんな美術の授業を受けていたら、と想像するのも楽しいですね。
教師向けの講演動画
美術教育の実践事例を通して、指導ポイントが紹介されています。
教師目線で生徒の創造性を育もうとされる視点に優しさを感じました。
この動画の最後にオリラジ中田敦彦さんの次の言葉の紹介がされています。
目の前の“あたりまえ”に対して、
「それって絶対じゃなくない?」って言えるかどうか。
すべてはそこから生まれる
えっ、中田敦彦?
と思って、↓見てみました。
この2本の動画(合計で1時間ぐらいあります)で本の面白さがバッチリ解説されています。
プラス、お笑いのイノベーションについても語られているところもあって、「なるほど、そんな視点があったのか!」と目から鱗でした。
あっちゃんがとにかく熱く熱く語りまくっているので、めちゃくちゃ面白かったです!
まとめ
この本を読んだ後は、「自分なりの答え」を創ることに自信が持てるようになった気がします。
日本人独特の「空気」を読んで、自分を押し殺すような場の圧力から解放されたような感じと言っていいかもしれません。
それは、「自分なりの答え」を表明することを肯定する歴史を築いてくれた、20世紀のアートの巨匠たちがいたおかげだったんだ、とこの本から教わったからにほかなりません。
金子みすゞの詩の世界「みんなちがって、みんないい」、まさにこれだなぁと思いました。