今日は「チームレジリエンス」の著者が参加されるトークイベントに参加してきたので、感想など書き残しておこうと思います。
Xにも投稿しましたが、自社の組織開発に携わる中でモヤモヤしていたことをslidoで質問したところ、池田さんが拾ってくださいました。
#チームレジリエンス 刊行記念トークイベントで池田さんに質問取り上げていただけて感激🥰
— がじゅまる (@GajumaruSDGs) 2024年8月2日
危機感を煽るようなアプローチはよくない。
せっかくこういういいところあるんだから、活かさないと「もったいない」という前向きなストーリーデザインが必要、と安斎さんからヒントをいただけて嬉しかった😊
質問の内容は、ざっくり慢性疾患に陥ったチームを救う手立てとして、チームレジリエンス本で語られる次の3ステップは有効に機能するのか、というもの。
- 「課題を定めて対処する」
- 「困難から学ぶ」
- 「被害を最小化する」
3ステップには特に触れていただけませんでしたが、安斎さんが回答の中で、「危機感を煽るのはよくない」、と言われていたのがすごく印象的でした。
(石井さんもその意見に同調されてた)
先行研究でもそうした知見があるようで、現場感覚とは違った視点をもらうことができました。
そして、Xの投稿にも書きましたが、危機感を煽る代わりに、いま自分たちの持っているものに目を向ける意識が重要なんだ、という視点を教えていただきました。
「もったいない」というキーワードを挙げて、前向きなストーリーテリングをしていく。
モヤモヤした思いだけが募ってしまい、こういう視点で現場を観察できていなかったことに気づかされた、そんな質疑応答の時間になりました。
同じ事象を見ていても、どういう視点で眺めているか、で意識は変わるし、変えられるし、気持ちにも変化が生まれるんだ、ということを実感しました。
明日のVoicyで安斎さんが今日のイベントのことに触れます、と言われていたので、放送楽しみにしたいと思います!