今年から仕事で人づくり、組織づくりについて考えるようになり、中原先生の本も読ませていただいてます。
その中原先生が主査をされている立教大学リーダーシップ開発コース(略して立教LDC)の説明会に会場参加してきました。
キャンパスが素敵!
池袋の立教大学に初めて足を踏み入れましたが、まずキャンパスの開放感と緑の多さに驚かされました。
池袋駅から徒歩10分もかからないという、立地の良さにも魅かれます。
会場の熱気がすごかった!
会場には開始5分ほど前に到着しましたが、想像以上の人の多さにも驚きました。
リアルとオンラインのハイブリッド開催でしたが、事務局の方のお話だと約200名の申込があったらしいです。
私のような会場参加者はその半分の100人ぐらいかなと思います。
印象に残ったこと
説明会は中原先生が立教LDCの「クセ強」アピールがすごく印象的だったのと、在学生・修了生の声を思う存分きける内容だったのがすごく良かったです。
7月に参加した法政大学大学院の説明会と比べると、断然、立教LDCの方が説明会としては満足度が高かった。
今日説明会に参加してみて、やっぱり行くなら立教LDCだな、との思いが強くなりました。
気になったこと
ただ、唯一気になったのが、教員の紹介が中原先生のほかは、山口先生と田中先生のお二方だけだった、ということ。
「ともに人が育つ仕組み・場がある」というアピールは在学生・修了生の話からも十分感じ取ることができましたが、教師陣のアピール不足が懸念されました。
ろくに調べもせず、大変失礼な言い方を承知で言えば、中原先生が前面に出ているのは、他の先生方がそれほど大したことがないからではないか、と穿った見方ができなくもない、ということです。
仮に、そうであったとしても、立教LDCのカリキュラムは独特で、チーム演習だったり、クライアントワークがあったりと、孤独にもくもく学ぶのではなく、「学習者主体の学びと実践のコミュニティ」があるから、それほどマイナスに捉えすぎる必要はないかもしれません。
立教LDCの目指すところ
立教LDCが目指しているのは、「アカデミックプラクティショナー」を養成することです。これは中原先生の著書「人材開発・組織開発コンサルティング」にも書かれています。
そして、アカデミックプラクティショナー養成のために、理論と現場を往還するクライアントワークが取り入れられています。
全部で3つのワークタイミングがあります。
- 入学初日から始まるLWP(リーダーシップウェルカムプロジェクト)
- 1年次秋から始まるクライアントワーク
- 2年次から始まるLFP(リーダーシップファイナルプロジェクト)
上記1と2はチームで、上記3は1人で実施します。
上記2はまさにマナビDXQでやっているような地域企業協働に近しいものを想像しました。これは面白そうだし、深い学びが得られそうです。
最後に
今回説明会に参加してみて、立教LDCに対する思いがより強くなりました。
入学するにはまず自分の意志を固めることが先決ですが、現時点では、諸々説得することや調整することが多いことが先立って思い浮かんでしまって、意志が固まり切っていません。
現場で活かせる知を本当に身につけられるのか。
本を読んで学んだことを伝えるだけは、組織は変わらない。
実際に変えていこう、と本気で思うならば、実践知を身につけなければならない。
理論と実践を学んで、将来こういう風になりたいんだ、組織をこういう風に変えたいんだ、と覚悟を持って実践していくのか、いかないのか。
その問いがいま、自分に投げかけられています。