今年5月ぐらいから社内(事業部)の人材開発・組織開発に携わるようになってから、早5か月が経とうとしています。
キックオフから始まり、現状把握、課題設定、施策立案と然るべきプロセスを踏みながら検討を進めています。
ただ、プロセスの過程で提示した問題提起がメンバーとかみ合ってなくて、後々になって「えっ、あの時、問題提起したはずなのに、伝わってなかったの?」とか、「えっ、そういうつもりで話してたんじゃないの?」ということが最近起こってます。
どうしてこういうことが起こってしまうのか?
自分は問題提起した認識でいたのに、スルーされた感覚がまず湧き起りました。
「あの時話したじゃん!」と言ったところで、時は戻りません。
自分が真剣に伝えたい、と思っているのであれば、相手の認識を確認する問いかけをすればよかっただけ、という言い分が相手にあっても全然おかしくないわけです。
要は、「自分の努力が足りなかっただけでしょ」って言われて、はいおしまい、ということです。
自分の期待値としては、問題提起を拾ってもらって、議論を掘り下げて、施策の精度をあげる方向に持って行きたかった。
けど、そうはならなかった。
残念だけど、それが現実。
そして、あの当時(と言っても4か月前)に考えていたことが、ようやくメンバー間の共通認識、共通言語として議論し合えるようになった、というのが今のステータス。
自分の感覚では4か月前にそうなっててほしかったなぁというのが正直な気持ちです。
事業戦略を作っていく上で、メンバーが同じ方向を向いて議論し、具体的に施策を進めていくことの難しさを改めて実感しました。
また同時に、このぐらいタイムラグが発生しても、やはり議論は落ち着くべきところに落ち着いていくんだな、という思いが強くなりました。
今回のことで、もっと堂々と自分の考えを打ち出していってもいいんだな、という感触も得られたのが良かったです。