文化人類学について興味が湧いてきました。
今日は雑感を綴ってみたいと思います。
文化人類学とは「他の人びとを理解しようという試み」と定義した学者がいることを知りました。
宇田川先生の「他者と働く」の副題は「「わかりあえなさ」から始める組織論」となっていますが、この「わかりあえなさ」を解明しようとする学問が文化人類学なんだ、と理解しました。
安斎さんが以前Voicyで紹介されていたnote記事も関連しそうなので、リンクを貼っておきます。
ここから自分の関心事に無理やり紐づけると、エンジニア組織のカルチャー比較をテーマにした研究に興味があります。
ウォータフォール開発とアジャイル開発、それぞれの開発手法が受け入れられやすい組織カルチャーにはどういう特徴があるのか。
また、それぞれの組織カルチャーの構成員の思考がどのようなものかにも興味があります。
お互いに反目し合うのではなく、同じエンジニアとしてお客様に、また、世の中により良い価値を生み出そうとしている点ではわかりあえるはずです。
話は変わりますが、最近の中東情勢のニュースを見てると、イスラエルとイランの対立が「どうしてこうなってしまうんだろう」と思ってしまいます。
暴力と憎悪の連鎖を断ち切るものは何なのか?
簡単に答えが出ない問いに立ち向かう際に、文化人類学の知見が役に立つのではないか。
そんなふうに思っています。