今日観た情報番組は下記4本。
いずれも志(パーパス)によって団結する姿に感動させられた。
- カンブリア宮殿「地方に眠る魅力を再発掘 "まちづくりベンチャー"の挑戦」
- ガイアの夜明け「原宿が変わる! ~古くて新しい街づくり~」
- 新プロジェクトX「約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜」
- H3ロケット 失敗からの再起 技術者たちの348日
「本気で地方創生をやる」という志のもと、多くの多様なスキルを持った仲間が集い、力を合わせている姿が描かれていた。
このスイデンテラスにいつか行ってみたい、と思った。
この番組では「原宿の街に新たな価値を作りたい・情報発信をしたい」という志のもと、「銭湯文化を残したい・復活させたい」「雑誌に注目を集めたい」という多様な志の仲間と協力する姿が描かれていた。
これまた面白い試み。若者がワクワクしながら、アイデアを寄せ合い、取り組んでいる姿が印象的だった。
新しい街づくりの形をみる思いがした。
原宿の銭湯、ここにもいつか行ってみたいと思った。
廃線するかもしれないという危機的状況から、地元住民の存続・復活への熱い期待を受け、立ち上がった人たちの物語。
地元住民の草刈り、手すりふき、コーヒーの差し入れ、食事の支度。
そうした「自分にも何かできることがあれば、少しでも力になりたい」という志が集まり、つながり、感動的な歴史を創り出していった事実に本当に感動した。
三陸鉄道社長が目に光るものを浮かべながら語るシーンで、MCのNHKアナウンサーが涙を流していたが、自分も同じように泣いてしまった。
H3ロケット 失敗からの再起 技術者たちの348日
「次は絶対に成功させる」、この志の連帯の強さ。
打ち上げ成功時に抱き合って喜ぶいくつもの光景。
本当に感動的なシーンだなぁと思った。
失敗からの原因究明の辛さ、苦しさは、システム障害の対応経験がある自分にも多少わかるところはある。
ロケットは数千の部品から構成されるが、システムも大規模なものは数万のプログラムから構成される。
すべての構成部品を1人で把握することは到底できない。
「ひょっとしたら、自分たちの部品(プログラム)が原因かもしれない」という不安との戦い。
「自分たちの部品(プログラム)は問題がない」ということを証明できるエビデンスを取るために、どれだけ大変なご苦労があったことだろう。
「日本の宇宙開発事業をこれ以上遅らせるわけにはいかない」という、国の威信をかけた使命感も背負われながら、打ち上げ成功を成し遂げたことを、同じ日本人として誇りに思いたい。
ただ、今回の原因は、過去のロケット打ち上げで実績のある部品に問題があったとのこと。
実績あるものを疑ってかかる、というのは、「じゃあ、何を信じればいいのか」という話にもなる。
今後、どのような対策をとっていくのか、とても興味を持った。