50代アプリエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

【読書メモ】スクラムの拡張による組織づくり(2)

スクラムの拡張による組織づくり──複数のスクラムチームをScrum@Scaleで運用する

 

前回は第4章の内容について書きましたが、今回は第5章から学んだことを書いていこうと思います。

 

その前に、目次を概観しておきます。

 

第1章 スクラムのスケーリングと大規模の難しさ

第2章 スクラムのおさらい

第3章 とあるチームのScrum@Scaleでの1スプリント

第4章 スクラムマスターサイクルとプロダクトオーナーサイクル

第5章 Scrum@Scaleを形成する12のコンポーネント

第6章 現場へどのように導入していくか

第7章 Scrum@Scaleで運用される現場

 

第5章 Scrum@Scaleを形成する12のコンポーネント

 

まず、12のコンポーネントとは何か、ざっと書き出していきます。

(EATとEMSは昨日のブログでも少し触れてます)

 

<共通>

  • チームプロセス:2つのサイクルの交差点
  • プロダクトリリースとフィードバック:プロダクトバックログの更新
  • メトリクスと透明性:検査・適応のための手段

 

スクラムマスターサイクルのコンポーネント

  • 継続的改善と障害の除去:開発の障害を迅速に取り除く
  • チーム横断の調整:コラボレーションの合理化
  • デリバリ:完成したプロダクトを届ける
  • EAT:Exective Action Team

 

<プロダクトオーナーサイクルのコンポーネント

  • 戦略的ビジョン:組織全体の方向性を作る
  • バックログの優先順位づけ:価値の提供の最適化
  • バックログの分割とリファインメント:チームの理解を深める
  • リリースプランニング:長期的な計画を作る
  • EMS:Exective Meta Scrum

 

明日、改めて各コンポーネントの内容を詳しく見ていこうと思います。

特に、スクラムマスターサイクル、プロダクトオーナーサイクルに共通する「メトリクスと透明性」に関しては、以前書いたブログとの関連もあるので、詳しく掘り下げてみたいと思ってます。

 

gajumarusdgs.hatenablog.com