昨日ご紹介したタスク管理の達人スワンさんのYoutube動画。
他にも関連動画として「ふりかえり」に関する動画があったので視聴しました。
こちらになります。
素材集め → ふりかえり → 未来づくり
大きくこの3ステップで進めていくわけですが、これが自分的には納得感があり、試してみたいと思ったので、記録に残しておこうと思います。
素材集め
ふりかえり、というと昔の記憶をテキトーに思い出して、「あんなこと、こんなこと、あーったーでしょー」みたいにやればいいんでしょ、って思っていませんか?
テキトーって書くと、すっごくだらしない感じに聞こえますが、少なくともこれまでの私はせいぜい半年に1回程度ふりかえってるかなー、ぐらいの感じでした。
しかも、自分の意思と言うよりは、会社がやれっていうから仕方なく。。という、なんとも情けないマインドセットしか持ち合わせていませんでした。
この動画を見て、そんな意識が覚醒させられました。
この動画が素晴らしいなぁと思ったのは、以下の2点。
- ふりかえる周期をスワンさん自らが試行実験を重ねて、ベストな周期を示していること
- 1ヶ月がベスト
- 素材集めのプロセスを明確に示していること
- 月単位の出来事を書き出す
- 変化したことを書き出す
- 増えたこと、減ったこと、継続したこと、辞めたこと
- 初めて経験したことを書き出す
- 場所、人、読んだ本、買ったモノ、食べ物、経験
- 月毎の調子をグラフで表現する
ふりかえり
動画の中では「振り返り」と漢字で書いていますが、敢えて「ふりかえり」とひらがなにしています。ふりかえりというのは、自分の心のやわらかいところにタッチする行為なので、やわらかな雰囲気を持つ表現にしたい、という意図があります。
このパートで素晴らしいと思ったのは、スワンさん自身がふりかえり(内省、リフレクションとも言います)に関して書籍を紐解きながら、学んだ結果をフィードバックしてくれてる点です。
動画の中で紹介されている本はこちらです。
意見 → 経験 → 感情 → 価値観
このフレームワークに従ってふりかえりを実践することで、これまで意識できていなかった自身の価値観に出会える体験ができるというもの。
そして、このフレームワークを機能させるための問いがこちら。
- どんな1ヶ月でしたか/どのような傾向がありますか
- その背景には、どのような経験や知識がありますか
- そう感じた理由を言語化していく
- どのような感情が紐づいていますか
- ここから見える「あなたが大切にしている価値観」や「判断の尺度」は何ですか
この問いに答えることで、自然と自身の価値観が紐解けるように仕組み化されているのがいいですよね。
未来づくり
素材集め、そして、ふりかえり、とやってきました。ここまでが準備段階。
こっから本番といったところです。
自分の人生をより良くするために、じゃあこれからどうするか、を考えるパートです。
ここでも、やはり「問い」が自身の考えを引き出してくれます。
- 今年はどんな1年でしたか
- 来年はどんな1年にしたいですか
- その実現のために、まず何をしますか
- いつから、どこで始めますか
まとめ
素材集め → ふりかえり → 未来づくり
この3ステップを機能させるために必要なことはなんでしょうか?
ふりかえりが自身にとってMIT(Most Important Taskの略。よくわからない人は昨日のブログを読んでみてください)だと感じているならば、それをいつやるか決めることから始めましょう。
私も今週末、試しにやってみようと思います。