今日の積み上げ
AWS Systems Manager 事例祭り
目黒にあるAWS Japan本社には3年半前にFin-JAWSの勉強会で一度訪れたことがありましたが、今回AWS startup loft Tokyoが再開されると知り、どんなものかと参加してきました。
Systems Manager自体は全く触ったことはありませんが、登壇された会社(PayPay、三越伊勢丹)の事例を伺い、「これは本当に役立つサービスなんだな」ということがよくわかりました。
PayPayでは数千台規模の運用台数で、データ収集や修正パッチの適用だったり、踏み台サーバーに入るためのユーザー・鍵管理が課題だったとのこと。
それをSystems ManagerのRun CommandやState Managerを活用し、解決を図ったとの事例紹介がありました。
また、三越伊勢丹の事例では、Change Managerを活用したユーザー・権限管理の強化、Run Commandを活用した運用効率化、Patch Managerを活用したセキュリティ向上を図られたとのこと。
いずれの会社さんにも共通していたのは、Systems Manager導入に際して、全リソースにしっかりとタグ付けをされていた、という点。
タグ付けすることによって、リソースに応じた最小権限のIAMロールのアタッチや、どのリソースに誰がアクセスしたのかの特定が可能になるといった、よりきめ細かい運用を可能にすることができるんですね。
実際の運用事例をお聞きすることができて、とても勉強になりました。
AWS 初心者支援ハッカソン型プロジェクト「ANGEL Dojo」頂上決戦
こちらの動画を視聴。
ANGELとは、AWS Next Generation Engineer Leaderの頭文字だそうで、AWSを触ったことがない初心者やコーディング未経験者も参加OK、3か月間でAWSを活用して世の中の課題を解決するサービスを作ってみよう、という企画。
20チーム弱の中から選ばれた4チームが自分たちの作ったサービスをプレゼンし、どのチームが一番よかったかを競う、AWS版「TEPPEN」ですね。
各チームのサービスのアーキテクチャ構成図をみると、「これ、絶対初心者じゃ作れないでしょ?!」「えっ、いきなりサーバレス構成?!」「レベル高過ぎるんじゃない?!」って感じながらも、これが本当だったら、この人たち、めっちゃ頑張ったんだろうなぁと、興味と憧れを抱きながら最後まで楽しく視聴しました。
いつか自分もこういうハッカソンに参加できるようになりたいなぁと夢想してみたり。
自分たちが世の中のこんな困ったことをこうしたらみんな喜んでくれるんじゃないか、って考え、サービスを作って、世にお披露目できる、それがAWSで実現できる、ってなんか夢がありますよね。
「AWSで日本を元気に!」というテーマもすごく良い!
とても素晴らしい企画だと思いますので、自分も盛り上げ役の一旦を担えればと思い、紹介させていただきました。
それでは、また。
ps.
今日行ってきたAWS startup loft Tokyoの記念の一枚。