今日の積み上げ
このイベントに参加して、印象に残ったキーワードは「BLEA for FSI」です。
何それ❓
初めて聞きました。
BLEA for FSIは、Baseline Environment on AWS for Financial Services Instituteの略で、「金融リファレンスアーキテクチャ日本版」の一部として提供されるアセット、を指すということを知りました。
ふむふむ、なるほど。
BLEAに関する参考記事はこちら。
略語で聞くと小難しい感じがしますが、要するに、AWSが考える金融サービスの基盤テンプレート、ってことだと理解しました。
あと、金融リファレンスアーキテクチャ日本語版の体験ワークショップの存在。
これはやってみたい!
最後に、イベント中に取ったメモ(殴り書きで、読みにくくてすみません)を書き残しておきます。
(仮)AWSJから 金融向けリファレンス最新動向
- 日本独自のもの
- 金融機関の課題感
- FISC安全対策基準への対応
- BLEA for FSI
- Control Towerのガードレール設定(マッピング)
- IaC(インフラ自動化)の導入
- CDKのスキルのある要員がいない
- AWS Well-Architected Lens
- FISC安全対策基準への対応
- 最新動向
- より使いやすく
- 新しい5つ目のワークロード:Analytics Platform
- 勘定系ワークロードを実践的なものに刷新
- フェールオーバー検証
- 具体的な性能(RPO/RTO)を意識
指標 説明 RPO(Recovery Point Objective) 災害が発生した場合に、どの程度の期間分のデータを失ってもビジネス継続性を確保できるかを示す指標。RPOが短いほど、災害発生時にデータ損失が少なくなり、ビジネス継続性を確保しやすくなる。 RTO(Recovery Time Objective) 災害が発生した場合に、ビジネスシステムの復旧を完了するために必要な時間を示す指標。RTOが短いほど、災害発生時にビジネスシステムを早期に復旧でき、ビジネス継続性を確保しやすくなる。
- Policy as Code
- 体験ワークショップの提供(2023年4月に一般公開)
- これ知らなかった
- これ👇のこと?
- よりセキュアに
- より馴染みやすく
- より使いやすく
AWS金融パートナから見た金融向けリファレンス 〜リファレンスを活用した全社ベースライン構築事例〜
- 金融ITソリューションを提供
- BLEA for FSIをCDKで提供
- FISC
- https://www.simplex.inc/service/finance/
- シンプレックスという会社がすごく魅力的に見えた❗️
- Control Tower
- Configレコーダーが必須(これがやっかい❓)
- リファレンスアーキテクチャで感じた課題
- セキュリティ運用まで踏み込んでいない
- コスト観点が不十分❓
- Well-Architected toolが日本語非対応
- 実際使ってみて、情報発信して活用事例を増やしていく活動が必要
最近いただくサイバーセキュリティご相談
そのリファレンス誰のため?ユーザ活用に向き合う
CDKの歩き方
- BLEA for FSIのソースコードを読み解く
- AWS CDK
- リソース定義の抽象度に応じて、L1/L2/L3というレイヤーが存在
- L1:抽象度低め
- L2:抽象度高め
- L3:複数横断
- 言語はTypeScriptを使うべし❗️
- CDK自体がTypeScriptで書かれているという安心感
- 実装例、サンプルコードが多い
- CDKの公式ドキュンメントのサンプルそのものがTypeScript
- 型補完が抜群の開発体験
- JavaScriptに型という概念を持たせたAltJS
機能 説明 自動補完 変数や関数などの要素に対して、TypeScriptが自動的に型情報を補完してくれる機能。 型エラーチェック コードの静的型付けに基づいて、コードの型エラーをチェックし、エラーメッセージを表示して修正箇所を指摘する機能。 型定義ファイルの利用 JavaScriptのライブラリやフレームワークに対して、型定義ファイルを利用して、TypeScriptが補完やエラーチェックを行う際
- BLEA for FSIで採用されているNode.jsパッケージ抜粋
- ESLint:JavaScriptやTypeScript向けの静的解析ツール
- Prettier
- lint-staged
- CDKドキュメントのバージョンは2.7x系を見ること❗️
- 読み解き方が分かれば、BLEA for FSIは怖くない❗️
- リソース定義の抽象度に応じて、L1/L2/L3というレイヤーが存在