50代アプリエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

第100回箱根駅伝(復路)観戦記。

毎年恒例の箱根駅伝観戦記。

今年は節目となる100回記念大会。

昨年に引き続き、今年も観戦記を書いてみようと思います。

ちなみに、昨年の記事はこちら。

gajumarusdgs.hatenablog.com

 

スタート前

  • 昨日の曇天雨模様から今日は富士山頂もすっきり見える天候
  • 太陽の日差しや風は強くなく、走りやすい天候

6区

  • トップの青学が快走。追う駒澤は差が詰められず焦る展開
  • 7位以下は混戦模様

7区

  • トップ青学と駒澤の差が4分台となり、この区間でどれだけ詰まるかが見どころだったが、思うように詰まらず
  • 中央の吉居兄弟の弟が区間賞の走りで猛追。兄の大和から給水を受けたあたりから俄然走りも顔つきも良くなった。中央のシード権獲得に向けて良い流れを作った(かに見えた)
  • 城西は大学史上初の総合3位を目指し、この区間5位で走破。この貯金が後々活きることに
  • 城西を追う4位東洋はこの区間で大ブレーキ。6区終了時点で3位城西と約3分差だったのが、4分半にひらいてしまった

8区

  • トップ青学が区間賞の走りで差を広げる展開
  • 駒澤も区間4位の走りで意地を見せるが、青学の背中はどんどん遠くなるばかり。前が全く見えない状態で追いかけるので、本当に辛かったと思う
  • 中央は体調不良ながら出場した選手が大ブレーキ。シード権外にはじき出された
  • 山梨学院が襷をつなげず、秒差で無念の繰り上げスタート

9区

  • トップ青学が連続区間賞で2位駒澤との差が6分台へ。青学が強すぎて草
  • 東洋が鉄紺のプライドで区間2位と意地を見せ、3位城西を猛追。2分22秒まで詰めて、アンカーに逆転を託す。城西は逃げ切れるか
  • 鶴見中継所での繰り上げスタートは中央学院駿河台、順天堂、山梨学院の4校。今年は泣き崩れる選手はいなかった

10区

  • 青学が大会新となる10時間41分25秒でフィニッシュ。2位駒澤との差は6分35秒。2年ぶり7度目の総合優勝。原晋監督の「負けてたまるか大作戦」は見事大成功!青学開学150周年、原監督就任20周年、そして、100回目の節目となる箱根駅伝は、青学の名を記憶にも記録にも留める大会となった
  • 結局、駒澤は復路全区間で青学に完敗。駒澤一強時代の終焉。選手層の違いを見せつけられることとなった
  • 城西は東洋の猛追を21秒差でしのぎ、大学史上初の総合3位入賞。選手たちは持てる力を存分に発揮したと思う。素晴らしい躍進だった
  • 東洋も区間賞の走りで意地を見せたが、あと一歩及ばず4位でフィニッシュ。しかし、鉄紺の再建を掲げて臨んだ今大会で流石の存在感を大いにアピールできたのではないか
  • シード権の最後の席は大東と東海の争いとなったが、大東が競り勝った。ゴールでもみくちゃにされながら、仲間から泣きながら「ありがとう」と抱き合うシーンが感動的だった

 

コロナ禍が明け、沿道にも鈴なりの応援が戻ってきた今回の箱根駅伝

100回という節目を刻み、次の100年を目指した歴史の幕が開いた。

10区間23校、誰一人途中棄権することなく、230人の選手が箱根路を見事に駆け抜けた。

その選手達を支える仲間、スタッフ、監督、家族の皆さんに、「本当にお疲れ様でした。ありがとう」と伝えたい。