BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?
読もうと思ったきっかけ
これまで私は金融系の大規模プロジェクトに長年携わってきましたが、悲しいかな、この本で解説されている「予算超過、期間延長、便益過小のくり返し」、というのがまぎれもない実態でした。
(ちなみに、新規でイチからシステムを構築するプロジェクトに3回携わっており、どれも工期は3年以上。最後に携わったプロジェクトは、着手から5年以上経過しているにもかかわらず、未だにリリースまで辿り着いていないという有様です。。)
なぜ、そうなってしまうのか?
この本を読んだら、その答えが見つけられるのではないか。
そんな思いから読んでみようと思いました。
目次
まずは、目次から概観しておきます。
序章 ”夢のカルフォルニア”
1章 ゆっくり考え、すばやく動く
2章 本当にそれでいい?
3章 「根本」を明確にする
4章 ピクサー・プランニング
5章 「経験」のパワー
6章 唯一無二のつもり?
7章 再現的クリエイティブ
8章 一丸チームですばやくつくる
9章 スモールシング戦略
終章 「見事で凄いもの」を創る勝ち筋
いろいろと読みかけの本もある状態ですが、大規模プロジェクトに携わってきた人間として、同じ轍を踏まないためにはどういうことを心掛ければよいのか、この本からエッセンスを学ばせてもらおうと思います。