今日の積み上げ
- 読書
感想
- 今日は3冊をスキミング。ケンブリッジ本は本当に気づかされることが多くて、現場で試してみたいアイデアが詰まっていた。アジャイル的な要素と被る内容もあるが、敢えてなのか、ケンブリッジ流のネーミングで独自カルチャーを作っているのが面白い。
- ケンブリッジ本で今日イチの学びは「ファンクショナリティ・マトリクス(FM)」に関する章の内容。「ビジネスベネフィット」「技術的容易性」「組織受入態勢」の3つの視点で、それぞれの機能要件をレイティングするための基準をお客様と合意するステップを踏む。基本的にはこの基準に基づき、いつ、どの機能をリリースするかの判断を行う。ただ、時としてその基準を厳密に守ることより、みんな(お客様を含むプロジェクト関係者)が納得することを優先させることがプロジェクトの成功につながる場合もある、と判断するその柔軟性がいいなぁと思った。
- この納得感に関連して、早稲田大学MBA本の中で入山教授(「両利きの経営」の翻訳者としても有名)が書かれた章でセンスメイキング理論に触れながらの次の一節が印象に残った。
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これからの不確実性が高い時代、先が読めない時代に必要なのは、「Accuracy(正確性)ではなくて、Plausibility(納得性)である」ということです。
この「納得性」とは何かというと、いわゆる「腹落ち」です。
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- 展職本は著者の6回の転職成功話が繰り返し語られ、自分はこういう考えでやってうまくいった、という内容が綴られていた。一部参考になる箇所もなくはなかったが、ちょっと押しつけがましい感じもして、期待外れだった。
明日やること
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