50代ITエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

MBAは離職防止に役立つのか?

今日のこちらの日経記事が目に留まった。

果たして、MBA取得を後押しすることは離職防止に役立つのだろうか?

www.nikkei.com

 

実は、今日は早稲田MBA Essentials 24春の幹事団から24秋の幹事団への引継会があり、その後の懇親会でもMBA取得について話題になった。

 

MBA取得は時間もお金もかかるけど、結局「何のため」というところが定まってないと取得する意味がないんじゃないか?

取得しても、「で?あなたは何をしたいの?」ってこと。

 

狙いとしては、意欲ある中堅・若手に地方再生ビジネスを託そう、という戦略だと思うが、果たしてうまくいくだろうか?

山梨県と言えば、山梨中央銀行が積極的にDXに取り組んでいるので、官民連携によりスピード感をもって対応していくような展開になれば、明るい未来が描けるかもしれない。

山梨県の5年後、10年後がどうなっているか、興味深く見守っていきたい。

 

なお、記事曰く、「MBA取得後5年以内に離職した場合は費用返還を求める」条件付きらしい。

いま20代、30代であれば、将来どうなるか(民間に転職するかどうか)はわからなくても、このチャンスにかけてみよう、という人もいるかもしれない。

 

MBAという言わば「葵の御紋」のような学歴だけでビジネスがうまくいくなら、世の中もっとよくなっているはず。

いまは正解のない環境で、いかに0→1を作り出せるかが求められる時代。

MBAもよいが、それだけではダメなような気がする。

リベラルアーツも兼ね備えた、知の探索ができる人材こそ求められているのではないだろうか?