今日のこちらの日経記事が目に留まった。
果たして、MBA取得を後押しすることは離職防止に役立つのだろうか?
実は、今日は早稲田MBA Essentials 24春の幹事団から24秋の幹事団への引継会があり、その後の懇親会でもMBA取得について話題になった。
MBA取得は時間もお金もかかるけど、結局「何のため」というところが定まってないと取得する意味がないんじゃないか?
取得しても、「で?あなたは何をしたいの?」ってこと。
狙いとしては、意欲ある中堅・若手に地方再生ビジネスを託そう、という戦略だと思うが、果たしてうまくいくだろうか?
山梨県と言えば、山梨中央銀行が積極的にDXに取り組んでいるので、官民連携によりスピード感をもって対応していくような展開になれば、明るい未来が描けるかもしれない。
山梨県の5年後、10年後がどうなっているか、興味深く見守っていきたい。
なお、記事曰く、「MBA取得後5年以内に離職した場合は費用返還を求める」条件付きらしい。
いま20代、30代であれば、将来どうなるか(民間に転職するかどうか)はわからなくても、このチャンスにかけてみよう、という人もいるかもしれない。
MBAという言わば「葵の御紋」のような学歴だけでビジネスがうまくいくなら、世の中もっとよくなっているはず。
いまは正解のない環境で、いかに0→1を作り出せるかが求められる時代。
MBAもよいが、それだけではダメなような気がする。
リベラルアーツも兼ね備えた、知の探索ができる人材こそ求められているのではないだろうか?