前編に引き続き、楽しみにしていた後編が公開されていたので、早速視聴。
「話し下手な人が実践するトレーニング」と題して、話し方のテクニックを教えてもらえる学びが多い動画でした。
ちなみに、前編の視聴感想はこちらに書きました。
話をスッキリさせる
言わなくてもよいことを省いたり、話す内容の順序を入れ替える、というテクニックがまず印象に残りました。
「言葉ダイエット」という本でも文章を書く際に、次の注意点を守ることが推奨されていますが、スピーチ原稿にも通じる内容だと感じます。
- ひとつの文には、ひとつの内容だけを書く
- 1文は40~60文字以内
- 抽象論禁止(修飾語、カタカナ語は最小限に)
- 繰り返し禁止
- ムダな敬語禁止(嫌われないことより、読みやすさ優先)
- 表記を統一(同じ内容には同じ単語を使う)
- こそあど&接続詞の連発禁止(体言止めを使って、うまく文章をつなげる)
自己開示、大事!
「こんなこと話すとどう思われるだろう」っていうような弱みも、聞く側にとっては話し手の人間味を感じられる、という話。
元AKB48の指原さんや、TOYOTAの豊田会長のスピーチを例に、わかりやすく解説されていて、なるほどなぁと思いました。
その人独自の経験に根差した感情表現、これは生成AIではマネしようがありません。
過去のネガティブな感情を覆い隠そうとすると辛くなる。
そうではなくて、過去を受け入れ、ありのまま、自然体の自分の感情と向き合う内省が大事なんじゃないかと思いました。