早稲田MBA Essentials 2024春の第4回目の講義について、感想など書き残しておこうと思います。
第3回の内容はこちらに書きました。
第4回テーマ:人材・組織
今回のテーマは、社内で人材開発・組織開発のミッションに携わっていることや、自身が50代ということもあり、かなり興味津々で講義を受講しました。
新しく得た学びは、AMO理論。
AMOとは、「Ability」「Motivation」「Opportunity」の頭文字で、能力、モチベーション、機会提供が最も重要視される人的資源管理の考え方のことです。
ちょうど、本日の安斎さんのVoicyで「リクルートの組織づくり」の話を聴いていたので、内容がオーバーラップしていて、学びが深まった気がします。
リクルートが開発したことで有名な「Will-Can-Must」フレームワークでは、「あなたはどうしたい?」というWill(意思)を大切にした組織づくりをしています。
そうした個人のあるがままを生かし、適切な機会を提供することを重視する経営として、リクルートの共同創業者の一人である大沢武志さんが「心理学的経営」を著しています。(以前ブログでも取り上げた本です)
まさにAMO理論を重視した人材育成の仕組みが組織文化として、また経営の中に根付いているのがすごいと思いました。
また、50代の自分としては、今後のキャリア形成としてどのような点を意識していけばよいかのヒントもいただけたと思います。
キーワードは、「フォロワーシップ」と「傾聴」。
昔取った杵柄で自慢話を得意顔でするようなシニアにはならないでおこうと思いました。
最後に、ちょっと残念に思ったことも書いておこうと思います。
- 私を含め皆さんチャットに【質問】を書かれていましたが、全部スルーされたのが残念でした。(講義の最後に手挙げ質問の機会はありましたが、チャットの質問は取り上げられず。。)
- 講師自ら調査したデータ分析結果に基づく主張ついて、どのような方法で取得したデータなのか明らかにされていないものもあり、今一つ納得性を欠いている感じがして残念でした。
来週は経営書としては大ベストセラーとなった「両利きの経営」の監修者である入山教授の回です。
テーマは「イノベーションと組織学習」。
めちゃくちゃ楽しみです!