今日は渋谷に用事があって出かけたんですが、その際に立ち寄った本屋でたまたま見かけて衝動買いした本のご紹介です。
(思いっきりタイトルに釣られましたww)
ただ、読み始めてみるとこれが結構面白い!
いかに新しいものを生み出すか。
考えるとはどういうことか。
そうした問いを探究しながら読み進めていく楽しみがあります。
読みながら、いくつかのことが頭に浮かびました。
まず、1つ目。
本日の日経記事でも大企業のCEOが「同質性、トップダウンで打破」と語っていました。
同質性というキーワード。これが曲者。
改善はできても、新しいものが生み出せない。
組織不正というゆがんだ土壌を生み出す温床にもなり得る。
2つ目は、先日の安斎さんのVoicyで語られていたリクルートの組織づくり。
この中で「CO-EN BOOK」に触れられていますが、その本の中に「あえてカオスを生み出す」というキーメッセージに続いて、以下の文章が綴られています。
チームがひとつにまとまる。
でも、まとまりすぎると変化がなく動かなくなってしまうことも。
一人ひとりが、意図的にカオスを生み出すことで好奇心が触発され、多様なままチームが動き出す。
みんなで合意しかけたことに、あえて違う意見をぶつける。前例にとらわれず、あえて奇抜なアイデアを提案する。
あえて安定を壊し、あえてチームを揺さぶる。
そんな意図的なカオスが、チームを活発にする。
まさに、新しいアイデアを生み出すために、意図的に同質性を壊すことを良しとする、そんなメッセージを社内に発信しています。
そして、最後の3つ目が早稲田MBAの1回目の「新市場創造」の講義。
中身には詳しく触れられませんが、新しいアイデアを生み出すためには何をどのように考えればいいのか、教えていただいたことと本に書かれている内容がリンクしてくる楽しさを感じています。
たまには本屋に足を運んでみるのもいいものですね。
偶然出会った本から思考が広がり、つながる楽しさを感じさせてもらえた休日でした。