50代アプリエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

「マーケティング「つながる」思考術 」から得た気づき。

今日の積み上げ

 

感想

このマーケティング本を読んで得られた気づきを書き残しておく。

  • 筋の良い戦略について
    • 「目標→現状→問題点→課題→施策」が論理的に組み立てられ、全体の設計図になっていれば筋の良い戦略と言える
    • 問題点解消のためには何かしらの入力が必要。この入力に相当するものが、課題解決のための施策(打ち手)に該当(本の中では問題点と課題の違いまでは詳しく説明なし)
    • 問題点の解像度が粗いと課題設定を誤り、結果として施策も誤ってしまう
    • ただ、Aという課題はBをやったら解決する、そんな直線的な単純なものではない
    • なぜそういう結果になったのか、その因果関係を読み解く必要がある。原因は1つとは限らない。この因果構造を俯瞰してみることが大事
    • 視点(視座)をチューニング(Zoom-In ⇔ Zoom-Out)しながら、全体構造の中で問題点を明らかにし、課題解決に向けた施策の意思決定を行う
  • KGIとKPIについて
    • KGIは目的、KPIは手段。これはわかってた。
    • KGIとKPIは方程式の関係。これは目から鱗機械学習で言うところの「重回帰分析」のイメージ(目的変数KGIに対して、説明変数KPIが複数)。効果測定のおいては、KGIを評価すべき。KPIを達成することが目的にすり替わって解釈しがちなので、気を付けたい(自分も完全にそう思ってた)
  • 行動変容について
    • 消費者や顧客の意識・態度を変えることで行動を変える(商品・サービスを買ったり利用していただく)ことがマーケティングコミュニケーションの目的。そして、行動変容はPRの3段ピラミッド構造の頂点に位置する。認知→認識変容→行動変容の順。行動変容の前には認識変容(パーセプションチェンジ)がある、というのがポイント
    • パーセプションとは、顧客が商品やサービスに対して持つ認識のこと。例えば、「Made in Japa」と言えば、「品質が良く、故障しない」といった、だいたいの人が持つであろうイメージのこと。このパーセプションを変えることが行動変容につながっていく
    • ポカリスエットのCMで「音楽×ダンス×高校生」を主軸に、「青春」というブランド連想を作り上げた例が解説されていて面白かった

 

明日やること

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