前々からこの本の存在は知っていて、一度は手に取ってみたものの、その時はあまり内容に興味が持てず、そっと本棚に返したことがあります。
ただ、ここにきて社内でこの本のことが話題になって、結構な人が読んでるんだなぁと気づき、共通言語で会話できるようになるといいなぁと思ったのがきっかけで、購入しました。
自社はIT受託会社ですが、アジャイル開発とウォータフォール開発の両方やっています。
私は金融系なので、実務ではウォータフォール開発の経験しかありませんが、アジャイル開発の知見は持っており、一応、認定スクラムマスターの資格を保有しています。
今回もっとも印象に残ったのが、第2章「アメリカで見つけたマインドセット」です。
自分たちが当たり前と思っていた価値観が良い意味で覆されて、「いままでそういう視点で見たことなかったけど、たしかにそうだな」と気づきを得ることができました。
いかにやることを減らすか?(Be Lazyの思想)
- 減らすこと自体に価値がある
- より短い時間で、価値を最大化する
いかに価値を生み出せるか?
- 「たくさんの物量をこなすこと=生産性が高い」わけではなく、生み出すものの「価値」にフォーカスする
いかに脳みその負荷を減らすか?
- 自分にとって難しすぎると感じるときは、たいてい脳の使い方が間違っている