50代ITエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

【読書メモ】アマゾンの最強の働き方──Working Backwards

今年の地域企業協働に向けて、新製品・新サービスをいかに開発するか、を考えるヒントとして、Amazonが開発した「Working Backwards」について知りたくなり、本書を手に取りました。

アマゾンの最強の働き方──Working Backwards

 

Working Backwardsとは?

Perplexityに質問したところ、以下のような回答でした。

 

Amazonが開発した製品・サービス開発の手法で、以下のような特徴があります:

  1. 顧客視点からスタートする
    製品やサービスの開発を、顧客のニーズや課題から始めます。「お客様からスタートし、さかのぼって考える」というのが基本的な考え方です。
  2. 理想の未来から逆算する
    完成した製品・サービスの理想的な姿を想像し、そこから逆算して必要な要素を考えていきます。
  3. プレスリリースとFAQを作成する
    開発の初期段階で、製品リリース時のプレスリリースと想定されるFAQを作成します。これにより、具体的な顧客体験をイメージします。
  4. 顧客体験を徹底的に具体化する
    プレスリリースやFAQの作成を通じて、サービス利用イメージを徹底的に具体化します。これにより、顧客に求められないものを作らないようにします。
  5. アジャイル開発プロセス
    顧客ニーズに基づいて迅速に開発を進めるアジャイルな手法です。
  6. 組織全体で活用
    Amazonでは、新規事業やプロダクト開発だけでなく、意思決定の基盤としても広く活用されています。

この手法により、顧客中心のイノベーションを生み出し、無駄な開発を避けることができます。多くの企業でも応用可能な普遍的なアプローチとして注目されています。

 

より詳しい内容は、Amazonの「中の人」が書いてるこちらの記事がわかりやすいと思いました。

techplay.jp

 

顧客起点で考え、顧客体験を徹底的に詰める。

この一文に尽きると思いました。

 

あと面白いなぁと思ったのは、社内でパワポを廃止し、ワードを推奨。

あらゆる提案を6ページで収まるように書く文化がある。

そして、会議の冒頭20分は資料の黙読から始まる、などなど。

独特なコミュニケーション文化に触れてみたいと思いました。