今日の積み上げ
おとといに紹介した「1%読書術」ですが、今日改めて読み直しました。
この「1%」の意味がとても大事なんですよね。
- 1日の1%は約15分
- 15分ではなく1%と表現することで思考が変わる
- 1冊から100%学ぼうとするより、毎日1%と出会うことを100回繰り返した方が自分のオリジナルな知識を積み上げられる
- 1%の積み上げこそ、書籍の価値を100%以上にする
読書ではないですが、AWS学習で問題集に取り組むときも、間違えた問題や解説を「一字一句もらさず、身につけるぞ」と力んでしまうところがあったなと思います。
でも、それって、書籍を丸々100%理解し、100%人生に役立てようとする考え方で、ちょっと辛いというか、無理があるんですよね。
そうではなくて、毎日新しい1%と出会うことを100回繰り返し、100%にした方がいいんじゃないの、って著者は主張しています。
つい、AWS認定資格の取得を焦るあまり、毎日新しい1%の出会いがあっても、もっとたくさん出会いがないと物足りなさを感じてしまっていたのかな、と。
なので、資格取得のゴールは諦めませんが、もう少しペースを緩めて、毎日楽しく、新しい1%を積み上げられることを優先していくことにしようと思います。
たまたま、今日、漫画「SLAM DUNK」1巻の終わりにある、赤城主将が主人公の桜木花道に放ったこんなセリフを目にしました。
キサマはスポーツというもんが全然わかっとらん‼︎
基本がどれほど大事かわからんのか‼︎
ダンクができようが何だろうが基本を知らん奴は試合になったら何もできやしねーんだ‼︎
ダンクがAWS認定資格の合格だとすると、合格できるかどうかはどうでもいい。
それよりも、AWSを実際に使って、基本操作が問題なくできるようになることが大事。
問題集を何度もやれば、パターンプラクティスで正解率は間違いなく上がるでしょう。
けれども、一時的な水増し知識で合格を勝ち取っても、長い目で見て、実際にAWSを扱う現場に配属されたときに使いものにならなかったら意味がないんですよね。
それこそ、赤城主将の言う通り、「試合になったら何もできやしねーんだ‼︎」です。
なので、急がば回れ、じゃないですが、問題演習はこれまで積み上げてきたものをそこそこ忘れない程度に定期的に実施しつつ、もっとAWSを触って身につける学習スタイルを試していくことにしたいな、と思っています。
例えば、EC2やLambdaをベースに簡単なコンピューティングサービスをAWSで構築しようと思ったときに、頭の中であーして、こーして、こうすればできるから、だいたいこのぐらいの時間でできそうだ、みたいな肌感が掴めるようになればGoodです。
こういうことができるようになることが、AWS学習を実務に活かすことを目標とする、いまの自分にとって、「基本を大事にする」ってことなんじゃないか、と考えています。
7〜8月とAWS学習を積み重ねても、何かしっくりこない感があったのですが、これで少しスッキリした気持ちで新たに前に向いて進んでいけそうです。
AWS学習と並行してチャレンジしてみたいこともあるので、おいおいこのブログでも綴っていければと思っています。
それではまた。