50代アプリエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

DS検定のデータサイエンス分野の学習を始めました。

今日の積み上げ

  • AI学習
    • DS検定対策講座(DS編)に着手した
  • 金融AI/DX
    • FIN/SUM 2023 DAY3セッションを視聴した

 

AI学習

DS検定の学習は、いよいよ本丸のデータサイエンススキルの単元に入りました。

講座の内容をよくよく確認すると、動画の数がビジネス編、データエンジニアリング編と比べ物にならないくらい多い!

(ビジネス編:13、データエンジニアリング編:33、データサイエンス編:126)

データエンジニアリング編の約4倍なので、学習時間もおおよそ20日間ぐらいはかかる計算になります。

なので、動画学習の完了目標は今月末とし、GWからは問題演習に入る、という計画で取り組んでいこうと思います。

 

金融AI/DX

www.finsum.jp

昨日に引き続き、FIN/SUMのDAY3の下記セッションを視聴しました。

  • 主催者パネル : データ駆動社会における金融データ活用の新世界

 

印象に残ったのは、Global Mobility Serviceの中島さんの言葉。

「頑張っている人を助けるためにデータを活用したい」

 

フィリピンでは、真面目に頑張っている貧困層の人が融資を受けられずに困っている、という実態があるそうです。

いくら高価な自動車を作っても、買いたいと思う人が手を出せない、という現実に直面した中島さん。

こうした市井の人々の助けになるようなことがしたい、とデータ活用を通じて人々をサポートする側のビジネスを始められたそうです。

 

たしかに、こうした人々の日々の経済活動がデータとして蓄積され、それがオープンなデータ分析基盤を経由し、金融機関で利用可能な世界が実現できれば、「この人は真面目に頑張っている人だから、与信の評価基準に加えて審査してもよいだろう」みたいなサービスが生まれるかもしれません。

こうしたサービスが登場すると、人々は自分たちにできる活動をより一層頑張ろう、というモチベーションにも繋がるでしょうし、金融機関にとっても収益機会の創出(新たなユーザー層の獲得)に繋がり、ひいては国全体の経済活動の活性化にも繋がっていくのではないか、そんな期待も感じます。

 

金融データを活用することで新たな世界が拓ける、そんな可能性が感じられたパネルセッションで、とてもよかったです。

 

FIN/SUM、今回初めて参加しましたが、素晴らしいセッションが多くて、大いに刺激を受けました。

金融庁日本経済新聞社が2016年から主催する、国内最大級のフィンテックカンファレンス、ということですが、今後毎年参加する価値のあるイベントだと思います。

気が早いですが、来年の開催もすごく楽しみです!

 

それでは、また。