50代アプリエンジニアの積み上げ日記

50代からの学び直しブログ

「なぜ、DXは失敗するのか?-「破壊的な変革」を成功に導く5段階モデル-」から得た3つの気づき。

今日の積み上げ

 

感想

  • 「なぜ、DXは失敗するのか?」からの学び3点。
    1. 献身的なオーナーシップ
      ⇒リーダーがダメだからうまくいかない、というのは何もDXに限った話ではない。ただ、大阪ガスの河本さんの著書でもリーダーの覚悟に関する話が書かれていることと被ったこともあり、印象に残った。DXを推進する上で困難な場面はとても多く、しかも長丁場。できない理由を挙げれば、キリがない。でも、「できる、できない」の話ではなく、「やるか、やらないか」その覚悟を持って事に当たっているか、それが引いてはオーナーシップにつながるのではないかと思った
    2. 組織に変化を受け入れさせる戦略を先に考え、そこから変化を設計する
      チェンジマネジメントに関する話。変革に向けた戦略が宣言されても、それだけでは組織の中には定着しない。やはり、変革により影響を受ける人達を動機付ける計画が必要。この本の中では適切な報酬制度の構築(つまりは給与や処遇面でインセンティブを与えること)を推奨。ここまでやってくれたら、中間管理職も「じゃあやってみようか!」と重い腰も動くというもの。こうしたことまで先回りして入念に計画するのか、と視野が広がった
    3. チェンジマネジメントはテクノロジーを変革するより10倍困難!
      ⇒昨日に引き続き、また「10」という数字に衝撃を受けた。これまで組織を変革することの難しさを測るモノサシが自分の中になかったので、感覚値としてどれぐらい大変なのかが分かる(数字が正解かどうかの精度はともあれ)指標として面白いと感じた。また、「フローズン・ミドル(凍った中間層)」という、組織の変化を遅らせたり、ブロックしたりする、所謂「抵抗勢力」と同義にも思えるワードを知った(そう言えば、昔「冷えたピザ」という言葉もあった。寒い系の言葉でポジティブな意味合いで使われるのは「クール」ぐらいか。どうでもいいけど)

 

明日やること

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