今日のキーワードは「ごちゃまぜ」。
いま、社内の組織開発に携わっていますが、主なミッションは事業部統合で100人規模となった組織で、プロジェクト横断的な対話の場を機能させるための企画・推進することです。
一緒に活動するメンバーがとても懐が深い方々なので、こちらもついつい話し込んでしまうのですが、週1回の定例会で「どうしよっか?」「こうしましょう!」みたいな話をやっています。
7月から新しくスタートを切るために、検討していたテーマの1つが対話の場に参加するメンバーの組替えについてでした。
これまでは事業部統合前の旧組織のメンバー同士でグループを作っていたのですが、今日いろいろと話し合う中で、「ごちゃまぜで行こう!」という方針が決定しました。
旧組織間のカルチャーの違いや、開発スタイルの違いなどもありはするのですが、いつまでも旧組織の中だけに閉じているわけにもいきません。
遅かれ早かれ、いずれ一緒になってやっていくことになるんだったら、余計な忖度は抜きにして、このタイミングでやっちゃいましょう、ということになったわけです。
最初は対話がぎくしゃくすることも想定されますが、参加者同士がお互いを知り合い、何か新しい気づきや発見をする機会になればいいなと思っています。
今週のカンブリア宮殿
今週の放送がまさに「ごちゃまぜ」の力を社会実装し、成功している企業の紹介でした。
災害に見舞われた能登の皆さんが、建物が倒壊したまま事業も再開できないような状況にあっても、それぞれができることを持ち寄り合って、困難な状況を乗り越えていく姿に感動しました。
ごちゃまぜであるが故の苦労もあるようですが、お互いを尊重し、理解しようとする企業文化が根付いているように感じました。
一朝一夕でできるものではありませんが、自社の組織開発のお手本となるような企業事例を知ることができて、とてもよかったです。