早稲田MBA Essentials 2024春の第5回目の講義について、感想など書き残しておこうと思います。
第4回の内容はこちらに書きました。
第5回テーマ:イノベーションと組織学習
早稲田MBA Essentialsを受講しようと思った理由の1つが、「入山先生の講義を聴いてみたい」でした。
今日その念願が叶いました。本当にすごい先生だと思いました。
歯に衣着せぬハッキリとした物言いも魅力的ですし、聴衆や運営スタッフへの気配りも素晴らしくて、超一流の教授の振る舞いに魅せられました。
講義の内容からは逸れますが、入山先生の生の声を聴いたのは、同じく早稲田MBAで教鞭を執っていらっしゃる内田先生の本つながりで、Youtube動画を見たのが一番最初です。(そのときのことは下記ブログに書きました)
この動画を見た感じの印象とは打って変わって、今日の講義の熱量は凄まじかった。
クールでスマートな印象があったんですが、いい意味で期待を裏切られました。
それから、入山先生の今回の講義の内容は以前読んだ本のおさらいのような感じだったので、割とすんなりと頭に入ってきました。
(以前読んだ本については、こちらに書きました)
エッセンスとしては、「両利きの経営(知の探索と知の深化)」と「センスメイキング理論」のお話。
この2つの話を補完する形で、いくつもの企業事例の紹介や、組織がなぜ変われないのか、生成AI時代の組織のあり方について語られていました。
この補完話が個人的にはすごく刺激的で、知の探索の視野が広がったように感じています。
講義の進行自体もすばらしかった!
2時間枠のうち、1時間半が講義、その後20分がブレイクアウトルームで受講生同士で学び合いの時間をとってくださったり、その後質疑応答も10人以上対応してくださり、講義後の学びが深まる時間を作っていただいたことは本当にありがたかったです。
早稲田MBA Essentialsのこれまで5回の講義の中で、ダントツ1位の講義と言えます。
これまで4回の講義は特にアーカイブを見ていませんが、この入山先生の回についてはもう一度見返して深掘りしてみようと思います。