夕食時にたまたま見ていたTV番組がすごく興味深かったので、書き残しておきます。
SHOGUNについて全く予備知識がなく、この番組で日本の作品が世界で注目を集めていることを知り、驚くとともに、誇らしい気持ちにもなりました。
作品自体の詳しいことは、Wikipediaにも書いてあるので触れませんが、ざっくり言うと、日本の戦国時代を舞台に、ハリウッドの技術と日本の文化が融合した独特な作品となっており、歴史ファンだけでなく、ドラマ愛好家にも楽しめる内容というのがヒットにつながっているようです。
なぜ、SHOGUNが大ヒットしたのか?
その理由の裏にある時代考察がすごく興味深かったです。
- ひと昔前までは日本人がハリウッドで出る作品は英語オンリーだったのが、日本語でOKになった
- この背景には、新型コロナ禍でうちにこもって世界の映画作品を字幕付きで鑑賞する習慣が生まれたことが影響している
- ひと昔前まではハリウッドでヒットする作品は白人メインだったのが、白人以外の作品の方がヒットするようになった
- この背景には、ホワイトウォッシング(本来有色人種のキャラクターや実在の人物を、白人俳優が演じること)を問題視し、人種の多様性の欠如にハリウッドが適応しようとしていることが影響している
昨日のブログで紹介した「クリティカル・ビジネス・パラダイム」で言うところの、一種の社会運動が映画産業の世界で巻き起こっている、という見方ができるのではないかと思いました。
世界が注目する作品と聞くと、すごく見たくなりました。
SHOGUNの番宣と視聴はこちらからできるようです。
(回し者ではありませんが、自分のためにリンクを貼っておきます笑)